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麓から奥千本まで全山が桜に覆われ桜滝とまで言われる日本一の桜の名所「吉野山」の山懐にあって、観光で賑わう高台とは好対照にひっそりと静かな温泉谷に湧く古湯。約300年前の開湯当初は文人墨客・修験者で栄えたが、闕所命令により一旦、廃絶。名湯を求めて秘かに利用する者が後を絶たず「吉野の隠し湯」と呼ばれるようになったという。明治維新とともに吉野温泉として復活。秘湯の宿を愛する若き日の島崎藤村が長期逗留したこともある。人里離れた環境の故もあって今だに秘湯の面影を残している。泉質は、単純二酸化炭素冷鉱泉で、湯は赤みを帯びた含鉄炭酸船泉。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、健康増進、切り傷、やけど、高血圧、動脈硬化症。一面の桜景色、情緒溢れる雲海、紅葉、静寂の雪景色など春夏秋冬人々を魅了する吉野山を楽しめる温泉地だ。