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南北212kmと長い信州・長野県には、至る所に温泉が湧出し、77ある市町村にはほぼ温泉を利用した公衆浴場があります。そして、11あるという泉質のうち10種類を揃えるという、まさに信州は驚異の温泉大国です。県公式観光ウェブサイト「さわやか信州旅.net」では宿泊予約ページがあり、季節ごとの特集プランや、特別限定プラン等、長野県ならではの宿泊プランを提供しています。
長野県にはきわめて多くの温泉地があるためすべては紹介できませんが、6つのエリアに分けて、主な温泉地を紹介します。
まずは、東京から新幹線で1時間半ほど、真田家ゆかりの地として知られる上田を含む、東信州エリアには、「別所温泉」や「鹿教湯(かけゆ)温泉」などがあります。別所温泉は上田駅からローカル線で約30分。温泉街では旅館のほかに真田幸村の隠し湯「石湯」など、3つの外湯と足湯が楽しめます。鹿教湯温泉は、医療機関や施設が充実しており、療養・健康増進の両面から多くの人に利用されています。
善光寺のある県庁所在地・長野市を含む北信濃エリアは、雪深い地域も多くスキーなども楽しめるエリアです。
飯山市にある「戸狩温泉」は約90軒の宿が集まる温泉地で、無味無臭で肌にさらりと心地よい湯が好評です。
「野沢温泉」には30以上の自然湧出の源泉があり、天然温泉100%掛け流しの13箇所の外湯めぐりを楽しむことができます。
「湯田中・渋温泉郷」は昔ながらの情緒溢れる温泉街や湯治場、野猿公苑など個性溢れる風景が楽しめる温泉郷です。
「信州高山温泉郷」は、天候によって色が五色に変わる五色温泉、七つの源泉を持つ乳白色の七味温泉など、個性豊かな7つの温泉からなる温泉郷です。
「戸倉上山田温泉」は、古くから善光寺詣りの精進落とし湯として親しまれ、現在も交通の便の良さから信州の旅のターミナルとして多くの人が訪れます。「美肌の湯」として有名で、各所に飲泉所があり、温泉を味わうこともできます。
美しい山々が連なる日本アルプスエリアは、登山客や観光客で四季を通してにぎわっています。
黒部ダムに通じるアルペンライン沿いにある「大町温泉郷」や、安曇野の山麓に位置する「穂高温泉郷」、湯宿がそれぞれ泉質も微妙に異なる源泉を持つ「白骨温泉」では、豊かな自然に囲まれた静かな環境で温泉が楽しめます。松本周辺には、「松本の奥座敷」とも呼ばれる「浅間温泉」や、料理自慢のお宿も多い「美ヶ原温泉」といった、歴史の深い由緒ある温泉地があります。
今でも風情ある町並みを残す中仙道の街道沿いの木曽路エリアの温泉地は、「御嶽明神(おんたけみょうじん)温泉」「南木曽(なぎそ)温泉郷」など。
御柱祭で有名な諏訪エリアには「上諏訪温泉」があります。諏訪湖畔一帯にかけて旅館が建ち並ぶ県内最大級の温泉郷で、国内でも有数の湯量を誇ります。
そして信州南部にあたる伊那路エリアには、南信州最大の温泉地である「昼神温泉郷」や駒ヶ根高原に湧く「早太郎温泉」などがあります。