七釜温泉

七釜（しちかま）温泉は、兵庫県北西部にある浜坂温泉郷（七釜・二日市・浜坂）のひとつ。浜坂温泉郷は湯量が豊富で効能がよく、健全な保養温泉地として兵庫県では１番目に環境庁より指定された。そのうち七釜温泉は、新温泉町浜坂で最初に発見された温泉である。浜坂はカニの町としても有名で、いくつもの旅館に「カニソムリエ」がいて、厳選したカニ料理を提供している。

温泉街には10数軒の宿が軒を連ね、集落のはずれに共同浴場「ゆ〜らく館 100%源泉かけ流しの湯」がある。泉質の良さが自慢で、地名の由来ともなった大きな釜の露天風呂をはじめ、桧、岩風呂なども楽しめる。

温泉街の周辺には、バイカモ（梅花藻：キンボウケ科の水中性の多年草で茎は細長く5月頃から夏にかけて梅の花に似た白い花を咲かせる）の大群落地や、親指ほどのひょうたんから、人の背丈以上あるひょうたんまで、大小様々なひょうたんに出会える「ひょうたん民芸館」などもある。