松島温泉(宮城県)

地下１５００ｍから湧き出した温泉は，数億年前の天水が浸透し，地下の地熱により温められ，長い年月をかけ，湯として貯留されていたもので，縄文時代の原風景を今もなお残す松島らしい温泉です。

松島温泉は異なった泉質の源泉が３つあり，神経痛等に効能があり，肌にやさしく，美肌の湯ですべすべしっとりとした湯上りを感じることができます。

仙台からＪＲ仙石線に乗って揺られること25分、降り立つのは松尾芭蕉も愛した松島の地。昼間の松島はもちろんですが、月夜の松島、朝陽が昇る松島の景色はまさに絶景。ぜひ体験していただきたいです。

芭蕉は奥の細道に旅立つ際、その浮き立つ心を「松島の名月がまず気にかかって」とあらわしております。古くから歌枕としても使われた松島の月は松の島々から昇り、湾内のさざ波を銀色に煌めかせる神々しさから『銀の波』と呼ばれました。温泉から『銀の波』と輝く当時と変わらない松島の絶景を眺めながらゆったりとお過ごしください。