塔之沢温泉

昔ながらの老舗旅館が並ぶ湯の里

塔ノ沢温泉の歴史は、木食遊行僧として知られ、のちに塔ノ沢観光名所「あじさい寺」となる阿弥陀寺を開いた弾誓上人が慶長10年（1605）に当温泉を発見したことが始まりと伝えられています。

江戸時代には将軍への献上湯としても度々江戸まで運ばれた歴史ある名高い名湯でもあり、それから明治時代にかけて箱根の中でも大変な人気を誇り、皇族をはじめ漱石や藤村など多くの文人墨客や要人に愛されてきました。

そのためか、閑静な空間に静かに佇む伝統ある老舗旅館が多く、山間の落ち着いた雰囲気とあいまって、どこか文学のにおいを感じさせる場所でもあります。中には有形文化財として登録された宿もあり、早川に架かる箱根登山電車の出山の鉄橋に、土木遺産に指定された函嶺洞門や旭橋など、歴史に思いを馳せての観光が満喫できます。

お昼は歴史スポットを散策し、そして夜は美味しい地元酒を横に、可憐なコンパニオンとの素敵なひとときをまったりと過ごしてはいかが？自慢の気さくで明るい気質から、男女の会話も弾んで愉しくなるでしょう。

塔之沢温泉の宴会プラン一覧