香川県
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うどんだけじゃない親切な観光地「香川県」

「うどん県」と呼ばれるほど、美味しい讃岐うどんが有名な香川県。日本一土地面積の小さい県ですが、四国と本州を繋ぐ瀬戸大橋がかかり、四国の中でも、とても本州に近い県です。本州との間の瀬戸内海の中にある小豆島や直島も香川県に属しているため、近年はうどんだけじゃなく、瀬戸内海国際芸術祭の会場としても、注目され、アート県としての側面も持っています。四国最大級のテーマパーク「NEWレオマワールド」もあり、観光資源として高松城、丸亀城などの史跡や金比羅山やお遍路のお寺も多い香川県は、観光客向けに「かがわWiFi」という無料公衆無線ＬＡＮを用意してくれていて、初めて訪れてもインターネットで調べなから、便利に観光が楽しめます。そして、観光だけでなく、有名なこんぴらさん（金刀比羅宮）のこんぴら温泉、山間にある歴史ある塩江温泉、瀬戸内海にある小豆島温泉など、小さな県ながらも個性や泉質の異なる温泉を楽しむことができます。

金刀比羅宮のお膝元のこんぴら温泉

香川県を代表する観光名所、「さぬきのこんぴらさん」（金刀比羅宮）。そのおひざ元にあるこんぴら温泉郷は、江戸時代に門前で、こんぴらさんを訪れる観光客の宿場町として栄えていました。そのため、江戸時代から続く、由緒正しい旅館も多く並びます。1997年に源泉が湧き出た事から温泉地として知られるようになり、現在は、こんぴらさんへの参拝の後に温泉に浸かることで、心身ともに清められる便利な温泉郷として重宝されています。

うどん屋発祥の地でもあり、近郊にはユニークなうどん店が多く立ち並ぶので、こんぴらさんへの1368段の石段を登った疲れた身体を癒やしてくれるだけではなく、お腹も満たしてくれます。酒蔵を利用した酒の博物館や海の科学館、歴史民俗資料館などがあります。

アクセスは高松市内から車で約1時間。四国最大級のテーマパーク「NEWレオマワールド」も近く、香川に来たら、ふらりと立ち寄れる交通の便の良い温泉郷です。

瀬戸内海に浮かぶオリーブの島にある温泉「小豆島温泉」

小豆島と言えば、日本で初めてオリーブの栽培に成功したのオリーブの名産地。瀬戸内海の観光地としても有名な小豆島にも実は温泉があるんです。オリーブにちなんでオリーブ温泉と呼ばれる温泉など、数種類の温泉が湧いていて、島の全ての温泉を総称して、小豆島温泉と呼ばれています。四国だけでなく、中国、関西のあちこちの港からフェリーが往来し、小さな島にしては珍しいほど、近隣の地からのアクセスが良い島です。映画のロケに使われたセットが並ぶ「二十四の瞳映画村」や「小豆島八十八ヶ所霊場」のお遍路があり、温泉だけでなく、島全体を巡ることができます。

各温泉の泉質も多岐にわたり、塩化物泉、硫酸塩泉、アルカリ性単純泉などがあるので、島巡りと温泉巡りを同時に行うのも楽しいでしょう。

各ホテルで提供される瀬戸内海の海の幸とオリーブたっぷりの美味しい料理など他では味わえないメニューも特色です。