杖立温泉

九州に温泉地は数あれど、これほど独特の雰囲気をもった温泉集落の景観が楽しめる町は珍しいでしょう。山道を抜けて杖立川の渓谷が見えると、川を挟んだ町のあちらこちらからのぼり立つ湯けむりが旅情をかきたてます。はるか昔から泉質の良さが評判となり「湯治の街」として愛され、昭和のはじめには「九州の奥座敷」として歓楽街としてのにぎわいを見せました。今もその名残をあちこちで感じることができます。そしていま、さまざまな歴史を受け継ぎながらも由緒正しい温泉街として静かに息づいています。杖立温泉の温水はおよそ98度。

その高温の源泉が自噴している日本でも有数の良質の温泉が自慢です。

無色透明のきれいなお湯は、

中性に近い弱アルカリ性の弱食塩泉で湯ざわりのやさしさが魅力。

肌にうれしい天然の保湿成分といわれる「メタケイ酸」を多く含み、

肌なじみがいいお湯といわれています。

湯治の方はもちろん、女性にも人気の本格派のお湯です。