白子温泉

白子は千葉県・九十九里浜のほぼ中央に位置し、九十九里浜唯一の温泉地。白子温泉は、地下2,000m、天然ガスと一緒に上がってくる灌水（かんすい）を温泉として利用しており、全国でも珍しいヨウ素を含む天然温泉である。薄く黄色のお湯は「黄金の湯」とも称され、美肌効果や保湿効果に優れている。この他にも、関節痛や筋肉痛、疲労回復、切り傷ややけどにも効果がある。

九十九里浜は全長約66キロメートルの海岸で、地平線が美しく見られるビーチにたくさんの海水浴場があるほか、一年を通して温暖な気候の白子にはサーフィンやカイトボーディングなども楽しむことができる。また、白子町はその温暖な気候から、テニスが盛んに行われ、テニスやサッカーの合宿でも人気の観光地。町内にはなんと、約340面のテニスコートがある。

白子と言えば甘みが強い「新玉ねぎ」も有名。毎年5月には収穫体験ができる「たまねぎ祭り」が開催されている。