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川湯温泉(北海道)

数多くの源泉を持ち、様々な泉質を味わうことのできる温泉地

川湯温泉(北海道)

硫黄山の麓で川のように流れる温泉

活火山、硫黄山が恵む温泉。開湯は明治19年で、硫黄採掘職人向けの湯宿が始まりとされている。今でも白煙の噴気をあげる硫黄山を熱源として、こんこんと湯が湧き出ている。数多くの源泉を持ち、様々な泉質を味わうことができるのが特長。中心となる泉質は硫黄泉で、泉温は38度〜50度。湧出量は豊富なので、かけ流しの湯を楽しめる。豊富な温泉が川となって流れていることから名付けられたのだとか。北海道を代表する硫黄泉をたっぷりと楽しみたい。

雪国の湯旅緒を感じる北海道の温泉地

約9万ヘクタールの広大な土地に火山と原始林、そして阿寒湖や屈斜路湖、摩周湖など全国的にも有名で神秘的な湖沼を有する阿寒国立公園。その大自然に抱かれた弟子屈町域に属す、屈斜路湖と摩周湖の間に位置する温泉地。通りには多くの観光ホテルや旅館が建ち並び、道東観光の拠点として活気を帯びている。温泉街に一歩足を踏み入れると、硫黄の香りに包まれ温泉気分も高揚。さらに、冬には温泉街全体に湯煙が立ち込め、雪国の湯旅緒を感じることができる。周辺には、天然記念物のマリモをはじめとして丹頂鶴、エゾシカ、キタキツネなどの稀少動植物が数多く生息。北海道の大地が育む大自然とかけ流しの天然温泉がすっぽりと包み込んでくれる。