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青森県黒石市には、黒石温泉郷と呼ばれる「温湯」「落合」「板留」「青荷」の4つの温泉郷があり、古くから湯治場として栄えてきた。四季折々の景観や歴史を感じるたたずまいの中で、黒石の温泉を堪能できる。
温湯(ぬるゆ)温泉郷は、400年以上続く温泉地。大きな共同浴場を囲むようにして、客舎と呼ばれる湯治用の宿が立ち並び、町並みはのどかで、素朴な雰囲気を残している。毎年7月下旬には、温泉に御神体(牛の木像)を入れ、無病息災を願う「丑湯まつり」が行われる。また、この地は古くから木地挽きが盛んで、津軽系伝統こけし(温湯こけし)の発祥の地として全国的に有名。熱湯(ねつゆ)なので、朝風呂に入ると 体がすっきり。冬季は特におすすめ。
落合温泉郷は、ゆるやかに流れる浅瀬石川をはさみ板留温泉郷と向かい合っている。山裾に立ち並ぶひとかたまりの温泉宿は、「黒石の奥座敷」と呼ばれており、近隣の施設、津軽伝承工芸館には、落合温泉を利用した無料の足湯も。さっぱり感があるので 夏季におすすめ。
板留温泉郷は、浅瀬石川をはさんで落合温泉郷の対岸に位置する。宿から見渡す眺めもよく、山合いからは美しくそびえる岩木山も見ることができる、静かでゆったりした温泉地である。板留の温泉は、皮膚病に大変よく効くことから、「美肌の湯」として古くから愛されている。家庭的な民宿が多いが、小さな宿ならではの心のこもった手作り料理や温かいおもてなしが味わえる。
青荷温泉は、ランプの宿として有名な山峡の秘湯の一軒宿。青荷渓谷の渓流沿いに本館と3棟のはなれが散在する。ひなびた風情が人気で、岩魚や山菜をふんだんに使った料理も評判。四つのお風呂「健六の湯」「露天風呂」「本館内湯」「滝見の湯」を、「ゆったど・じったど」湯巡りしながら、青荷渓谷の豊かな自然を楽しめる。
黒石市は、県の中心部に位置するので、県内主要観光地へのアクセスも良く、青森県への旅の際は、黒石の湯で旅の疲れを癒したい。