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三重県の宿泊施設情報

豊かな自然の恵みと、歴史・文化の魅力あふれる三重県

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三重県の観光情報と温泉地概要

三重県は日本のほぼ中央に位置し、紅葉狩りや登山はもちろんスキーもできる山岳から、志摩市から尾鷲市の風光明媚なリアス式海岸が続くなど、豊かな自然に恵まれています。また、日本有数のアミューズメントスポットも存在します。さらに、伊勢海老、鮑、牡蠣、ふぐなど魚介類の宝庫としても知られ、高級霜降り和牛で有名な松阪牛の産地でもあります。また、日本人の心のふるさととして親しまれる伊勢神宮や、伊勢と熊野を結ぶ世界遺産の幻想的な熊野古道があるほか、俳聖松尾芭蕉や国学者本居宣長の生誕地、さらには三重県伊賀市は伊賀流忍者の発祥地としても知られています。

三重県は、こうした豊かな自然、歴史文化、海山の幸に恵まれていることから、古くから「美し国」(うましくに)と言われています。

そして旅の癒しと言えば温泉。三重県には、歴史ある湯の山温泉、榊原温泉から伊勢・志摩・鳥羽まで様々な温泉があります。名古屋や大阪からも近いので、気軽に旅行に出掛けられるのも魅力のひとつです。

古くから文豪や歌人に愛された美人の湯、湯の山温泉

四日市市から車で約30分のところにある菰野町にある「湯の山温泉」は古くから文豪や歌人に愛されてきた温泉地です。傷ついた鹿が傷を癒したという伝説から別名「鹿の湯」とも言われています。周辺には御在所ロープウエイや三岳寺などの名所があり、散策も楽しめます。

養老年間(717~723)の温泉発見からつづく湯の山温泉は栄枯盛哀を繰り返してきましたが、昭和34年の御在所ロープウエイ開通で爆発的な人気を集めました。この長い歴史の中で、多くの文豪や歌人、動植物研究家が訪れ、都市近郊にありながら豊な自然が残る温泉地であることから「関西の奥座敷」とも呼ばれています。温泉街には三岳寺や蒼滝、大石といった見所を訪ね歩く遊歩道があります。

泉質は、アルカリ性ラジウム泉で、胃腸病、神経痛、外傷に効果的。また美肌の特効薬ということもあり美人の湯として女性に人気です。

つるつるスベスベ「恋の湯治場」榊原温泉

榊原温泉は、伊勢の地の入口にあったことから、伊勢神宮参拝に来られた親王が「湯ごり(身を清める)」をされたという歴史をもち、また、清少納言が「枕草子」で「湯は七栗の湯(当時の呼び名)」と称えた名湯です。宮中や神宮にゆかりも深く、つるつるスベスベの肌ざわりの良い泉質は心身の癒しに効き目があり、平安時代から都人にも知られた「パワースポット・恋の湯治場」として親しまれてきました。

無色透明な榊原温泉の湯は、風呂上がりに肌がつるつるスベスベになる事から美肌の湯として知られています。このつるつるスベスベの理由は、科学的に解明されていませんが、温泉成分に含まれる重曹成分により古くなった皮膚の角質を崩れ易くし、ナトリウムイオンを多く含む高アルカリ成分が皮脂と温泉の間にせっけんの様な膜をつくる事で、肌につるつるとした効果をもたらせるのではないかと言われています。絶妙なバランスの温泉成分が含まれているところに、榊原温泉のつるつるスベスベの秘密がある様です。

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