モテる！　宴会挨拶の心得【シチュエーション別】

宴会の挨拶を考えるとなっても、慣れていなければなかなかに難しい話だと思います。まずはどんなことが大切なのか、そのポイントについてしっかり押さえておきましょう。

■挨拶の時間

どんな挨拶にも言えますが、長いのもNGだけど短すぎるのもNGです。挨拶を聞くのに飽きてしまうことや、短すぎれば内容が伝わらないことも。入学式や卒業式など、式典の時を思い出してみてください。話が長くて飽きませんでしたか？宴会にも同じことがいえ、宴会の盛り上がりにも影響し乾杯のビールの泡がなくなってします。もっとも良い挨拶の時間の目安は、"1分から長くても2分以内"を意識するようにしてください。

■相手に伝わりやすく

人前で挨拶するとなると、突然むずかしい言葉を選びたがる人がいます。正直なところ、誰もそんな難しい話は求めていません。みんな聞いたフリをするだけで、挨拶が長いのと同じように飽きられてしまいます。誰でもわかるような言葉選びが大切です。また、最近話題の時事ネタを入れれば、挨拶を聞いている人との距離もグッと縮まるはずです。

■ユーモア

どこかの芸人さんが宴会のコントでこんなことを言っていました。

「スピーチとスカートは短い方が良い！！・・・」

あんまりユーモアを入れすぎると軽い挨拶になってしまうこともありますが、時に思い切ってみるのも１つです。ユーモアを入れるのはウケなかった時のことも考えると敬遠されがちですが、盛り上がりが必要な宴なら挑戦してみるても良いでしょう。「真面目な話　→　おもしろい話　→　真面目な話」といったように構成を考え、話に抑揚をつけられたら良い挨拶になるはずです。

また絶対にNGなのが、参加者をイジることです。聞いてる側が悪口と感じてしまうこともあるので、避けることが懸命です。

いろいろ考えて挨拶の構成を考えてしまうと上手くいかないこともあります。リラックスして、３つのポイントだけ考えて構成を考えてみましょう。

■歓送迎会・社員旅行

歓送迎会であれば、笑いや泣きを誘うのがありかも知れません。

＜例文＞
異動などのシチュエーション:「○○さんがいなくなると思うと、さびしくて夜も眠れません（笑）」
新入社員のシチュエーション:「これからノルマという地獄をいっしょに歩けると思うと嬉しいです（笑）」

社員旅行なら、旅の出来事などを入れるのも良いはずです。

＜例文＞
「挨拶なんかよりコンパニオンが待ちきれないのは私だけでしょうか？」
「本日は天候もよく観光日和でしたね。コンパニオン宴会のことが奥さんにバレて雷が落ちたのはきっと我が家だけでしょう。」

やり過ぎはダメですが、場を和ます程度までなら問題ないはずです。

■新年会・忘年会

年のはじめ、年の終わりを感じさせるようなフレーズを使うのが◎

「来年こそは、本気で頑張ります！！」

きっと上司たちから「いつも本気だせよ～！」とツッコまれ笑いを取れるかも知れません。ただし、ほんとに頑張る必要がある人は上司のお説教に変わってしまうのでご注意を。

＜例文＞

「今年も残すところ後少し。ノルマ達成ができず、今年はみなさまにご迷惑をおかけしました。来年こそは、本気で頑張ります！！」

また、新年会であれば干支を使って笑いに変えるのもありかも知れません。今年は戌年なので、こんな挨拶はいかがでしょうか？

＜例文＞

「今年は戌年ですね。みなさんとワンダフルな年にしたいと思います！！」
「去年は不振に終わりましたが、今年は営業で(犬のように)走り回りたいと思います。」

年のことをうまく入れると、手短でおもしろい挨拶ができるはずです。締めるところは締めて、緩急をつけて堂々と挨拶しましょう！！

挨拶がビシっと決まれば、宴会も盛り上がること間違いなしです。ビシっと男らしい姿を見せることができれば、コンパニオンの女のコをお持ち帰りできる可能性も。幹事は大変な分、うまくいけば良い思いもできるのでチャンスだと思ってデキる幹事の挨拶を見せつけちゃいましょう。