高湯温泉

高湯温泉は福島県福島市の西側、吾妻山麓の山懐にあり、400年の歴史を持ち、白く濁った特徴のある湯質の温泉地である。小さいながら独自の方針を持った地域づくりをしている。源泉が10カ所ほどあり毎分3,258リットルと豊富な湯量を誇り、2010年には全国8番目に「源泉かけ流し宣言」を発表した。

高湯温泉の湯治は「三日一廻り、三廻り十日」と言われ、ひと廻りで身体を湯にならし、ふた廻りで身体の悪い部分がとれ、参廻りで調子が改善されるのだと言う。その日の体調・癒処に合わせ急がず慌てずのんびり湯と向き合うことが高湯遊びの醍醐味である。泉質は酸性・含硫黄（硫化水素型）のアルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉（硫黄泉）。

近くには高湯三滝があり、そのうち不動滝へは遊歩道も整備されており滝壺まで行く事ができる。またスカイラインと福島周辺の観光地を貸切タクシーでめぐる観光タクシーのプランも用意されている。