五頭今板温泉

3つの温泉がある五頭温泉郷の中で、出湯温泉と村杉温泉の間に位置。5つの峰を持つ五頭山の山懐、深い森の中にひっそりと佇む一軒宿の温泉地だ。
杉木立に囲まれた一軒宿の温泉場で、竹林や老杉古松などの自然に包まれた潤いある温泉スポットとなっている。

美しい自然と豊富な名水があふれる五頭山麓は、「全国森林の森100選」にも選ばれ、県内で一番登山者が多い山。
弘法大師が五頭山を開いた時に、この地に自噴していた源泉を発見したことが今坂温泉の始まりと言われている。
その折、弘法大師は自ら薬師如来像を刻んだと伝えられ、その像は今も薬師堂に安置され、まつられている。　

泉質は、ラドンを含むラジウム温泉（放射能泉）。
微量の放射能を帯びた温泉が細胞を刺激し、体の酸化を防ぐ働きがある為、「健康の湯」と言われる他に、「美肌の湯」、「アンチエイジングの湯」とも言われている。
効能は、神経痛、筋肉痛、関節炎、五十肩など。