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秋田県は、東北地方にあり、日本海に面しています。温泉の湧出量が多く、特に人気のある有名な温泉は乳頭温泉、蒸の湯温泉、泥湯温泉、玉川温泉で、源泉掛け流しの施設や秘湯も多く存在します。日本一を誇る強酸性温泉や地獄の温泉があり、昔ながらの鄙びた雰囲気の湯治宿なども数多くあります。青森県とまたがる能代市・白神山地周辺の温泉から、十和田湖周辺にある大館市・鹿角市・八幡平の温泉、秋田市・男鹿の温泉。そして、県を代表する温泉地である玉川・乳頭温泉、田沢湖周辺の水沢温泉・田沢湖高原温泉など、山間の温泉地が豊富です。秋田と言えば秋田美人。絶世の美人と称された「小野小町」の出身地は秋田だったそうです。一番の特徴である白い肌は綺麗な水、美味しい食べ物から培われたとも言われます。日本酒の消費量も毎年、第一位だとか。美味しいお酒と食事、温泉が楽しめる場所です。
十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に点在する七湯が「乳頭温泉郷」と呼ばれています。七湯は独自に源泉を持ち、その泉質は多種多様。乳頭温泉郷には十種類以上の源泉があります。 ブナの原生林で生まれたての酸素を深呼吸。地底から湧き出たばかりの温泉に浸かる。大地に自生する山菜・きのこを食す。乳頭温泉郷には大地の恵みが溢れています。宿泊者のみ限定販売の湯めぐり帖を購入すれば、組合加入7軒(鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村)の入浴が可能。七湯めぐりの温泉浴は万病に効くと言われております。中でも鶴の湯は、乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉。今なお警護の武士が詰めた茅葺き屋根の長屋「本陣」が残っています。水沢温泉郷の離れ宿で自家源泉を持ち、豊富な湯量と質で開湯以来地元の方々に愛好され関節や神経痛に効果があります。効能は、高血圧症、動脈硬化症、リウマチ、皮膚病、糖尿病など。乳白色の温泉やランプの宿、また冬の豪雪が秘湯らしさを醸し出してます。
乳頭温泉とならび県内で有名な温泉地である玉川温泉は、他の温泉地や観光地と異なり、療養・静養を目的とした湯治宿。焼山ふもとにあり、1カ所から毎分9,000リットルという日本一の湧出量と、pH1.2と日本一の強酸性の温泉水を誇る国内屈指の温泉です。お湯は無色透明ですが、硫黄臭と微量のラジウム放射線が含まれている非常に特徴がある泉質。多くの疾患・症状に対する改善や、治癒能力の向上が期待できる「効きの湯」として親しまれています。近くには診療所や看護士が常勤しているのも特徴。天然記念物である北投石の作用かガンにも効くと言われる温泉です。
また、水沢温泉郷は、駒ケ岳登山の観光客が多く訪れます。ロッジや旅館、ホテル、日帰り施設なども充実。源泉は、秋田駒ヶ岳中腹標高1千メートルの地点に自然湧出しています。他、角館の市街地に湧き出、飲泉もできる天然温泉のかくのだて温泉は、アクセスも良く、美人の湯として人気があります。