山形県
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温泉＆グルメ王国「山形」

東北地方にある、人の横顔の形をした山形県。東京から山形新幹線で約3時間と意外に近いことはご存知だろうか？

山岳修行の山・出羽三山に、県内全域を流れる最上川、夕日の海岸線が美しい日本海と豊かな自然に恵まれ、四季折々の美しい表情を見せてくれる。そんな自然の恵みをいっぱいに受けた山形は、すべての市町村に温泉があると言われる温泉王国で、数多くの温泉地が存在する。中でも有名な温泉地は、蔵王温泉、かみのやま温泉、天童温泉、さくらんぼ東根温泉、月山志津温泉、寒河江温泉、銀山温泉、赤倉温泉、肘折温泉、瀬見温泉、赤湯温泉、小野川温泉、白布温泉、湯田川温泉、湯野浜温泉、あつみ温泉……、とざっと数えただけでも16ヶ所にのぼる。

また山の幸、海の幸、果物、郷土料理といった美味しいがずらりと揃う「グルメ王国」としても人気を博している。

中でもスケール＆泉質ともに人気№1を誇る蔵王温泉

開湯伝承1900年の奥州の名湯で、蔵王連峰の中腹の心地よい高原の中にある温泉は、奥羽三高湯の中でも最古のいで湯として有名だ。

強い酸性の硫黄泉で皮膚病や胃腸病に効くといわれ、「姫の湯」「美人の湯」の異名を持つ。

古くは湯治場として栄えた温泉街は蔵王温泉スキー場の麓にあり、年中賑わいを見せ、お土産屋を覗きながらの散策も楽しい。

日本屈指の湧出量と強酸性の泉質で知られる。外湯には、自然の中で入浴を楽しめる大露天風呂もあり、ゆっくりとくつろげ、露天風呂ならではの開放感が味わえオススメだ。

観光で訪れた方のみならず、地元にもファンが多いスポットだ。 蔵王温泉スキー場は、アメリカのCNNにより「日本の最も美しい場所31選」に選ばれるほど、海外でも評価されている。

40年間　プロが選ぶ旅館百選TOP10　かみのやま温泉 古窯

下駄とゆかたでそぞろ歩きが楽しめる旅情あふれる温泉街が広がる「かみのやま温泉」。一羽の鶴が傷ついた脛を湯で癒したという伝説にちなみ、別名「鶴脛の湯」とも呼ばれている。

そんな温泉地で注目したい宿が「かみのやま温泉 古窯」だ。40年間、プロが選ぶ旅館百選TOP10に入るという、この旅館の魅力は「温泉」と「食」のおもてなし。

古窯の温泉の泉質は「ナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩温泉」。三大美人泉質として知られ、最近話題のメタケイ酸を豊富に含む。そんな湯は肌の水分や脂を適度に保つだけでなく表皮細胞の角質化を促進し、しっとりとキメ細かい肌をつくる天然の化粧水として女性に大人気！

そんな風呂の後はお待ちかねの夕食。最高級の山形牛・米沢牛、また契約農家から直送される朝採り野菜など、土の香りのする地元の食材にこだわった料理は、山形の風土、風景、風味そのものを表現している。